以前仮縫いの記事を書いたサイドレースを納品しました。

 

仮縫いで気になったデザインのバランスを修正し、

木型を削り込むことで、シャープな印象に変貌。

お客様も横から見たラインもいい!と喜んでいらっしゃいました。

 

お客様の笑顔でそれまでの苦労が吹き飛びます。

 

革底は滑るし、雨の日が心配という方が多く、

ハーフソールを貼ることも多いですが、

最近は継ぎ目をラウンドに加工するのがマイブームとなっています。

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スパッと潔く直線貼りするのも好きですが、

靴の雰囲気としてマイナスになるな~と感じた場合は

緩やかにカーブを加えています。

 

aestasではマッケイ製法が主ということもありますが、

底面の作り込みとしてフィドルウエストなど手間が掛かる意匠は基本的にやりません。

ハンドソーンで作る場合でも同じですが、

歩行に関係ない加工は極力排除して価格を抑えています。

 

ハーフソールの加工は完全に趣味です。

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ハイシャインするとまた一段と艶やかさが増して、

良い表情になります。

 

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かかとは継ぎなしのシームレスヒールを基本の作りとしています。

脱ぎ履ぎで負荷のかかる部分ですので、裏革にも継ぎは入れません。

 

とはいえ、履く際にはしっかりと靴ベラをご使用ください。

靴ベラを使用するのとしないのとでは、靴の持ちが大きく変わります。

長持ちの秘訣は靴ベラを使用する事と、定期的なお手入れです。

 

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毎度のことですが、お客様の手に渡った靴が履き込まれ、

いい味が出た頃修理に戻ってくるのが楽しみでなりません。

 

 

※aestasの靴は現在、五反田にある靴修理とオーダーのお店apego(アペーゴ)にて

お取扱いしております。

お問い合わせ、ご予約はコチラからお願い致します。

 


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